2024に買ってよかった作品 - R18編
2024-12-07 07:45 +0000
※この記事はR18の内容を含みます。ご注意ください。
こんばんは~。
エロ茶藻中です。
普段エロコンテンツにちょくちょく触れつつも、私には基本インターネットのルールとして「あんまりガチのエロの話はしないようにする」みたいなものがありました。しかし、これはこれで「エロシーンに貢献できていないな、自分はエロを真面目にやっているクリエイターの方々を本当に尊敬しているのに、思っていることとポーズが一致していないんじゃないか?」という想いも常にありました。
そこで、せっかく何書いてもいい個人サイトを作ったので、1年に1回ぐらいここでちゃんとエロの話をしてもいいのではないか、と思い、今回この話題で筆を取った次第です。
ここ、末茶藻中公式サイトの【萌え】は萌えについての話題を、とにかく勢いと熱量を持って書いてみよう、というのがテーマなのですが、しかしながらエロの話を熱っぽくやるのは流石に恥ずかしいというか、あんまお見せするもんではないな、という気持ちはやはりあるため、今回はこんな感じのテンションで書いていきます。
ですので、デカいフォントも使いません。デカいフォントを見にここに来ていただいている読者の方も大勢いらっしゃるかと思うのですが、断腸の思いでこの判断をしております。どうかご了承ください。
それでは、やっていきましょう。
なお、2024年と書いていますが、便宜上2023年末~2024年現在までの購入作品を対象にしています。皆さんご存知の通り年末にエロ本のデカい市場があるのですが、2024年で厳しく括るとそれについて話すタイミングがないからです。
そんな愛ならいらない~アリスなんかじゃないのに隣のお兄さんがアリスってよんできてなんか怖い~ / 天気輪(甘露アメ)
最近DLsiteの女性向けサイト「がるまに」勢いあるなぁとなんとなく思います。販売されている作品を見ていると「この作家さんってこっちでも出してるんだ/この本こっちの判定になるんだ」と思うこともあります。甘露アメ先生も男性向けの方のDLsiteで検索すると、この作品は出てこないんですよね(私は同人ショップで物理本として購入しました)
エロもいろんな趣味があるとは思うのですが、がるまにを眺めていると結構ユニセックス的というか、男性女性問わず読めそうな作品も結構ある印象です。レギューレーションの差異みたいなものはあるのだとは思うのですが(例えば女性向けだと、男女が絡む作品において男性が顔なしのことがまずない、とか)この棲み分けで検索上見えなくなってることがあるのはちょっと困るかもなぁ、とか思います。
だいぶ話が逸れてしまいましたが、この作品は乙女向けだと結構ありがちな、優しくて美形なお兄さんかと思ったら実はヤバい人で大変なことになる、みたいな話の作品です。このシチュエーションだとゆるい凌辱みたいに始まって最後は純愛っぽくなる、みたいな流れのエロになりがちなので、そんなに気分が落ち込みたくないみたいな時に特にいいです。
あと甘露アメ先生の描く女の子はマジで抜群に可愛いので、そこについては説明不要かなと思っています。
女性向け環境に全然詳しくないのですが、この環境だと男性向けでよくある"超デカパイみたいなタイプの作品"がまずないので、もうちょっと探してみると面白いのかもな……などと思ったりします。
お隣の娘さんは俺に気があるようだからペットにしてみた。 / 寝ヲチEX(相武ゆえ)
ロリ純愛調教系です。隣に越してきた娘さんが誘惑してくるので一線を超えちゃう話です。DLsiteの説明文に「ほんのりハードコア」とありましたが、まさにそんな感じで、暗い気持ちにならずにゆるっと読める作品なのでおすすめです。
パキッと可愛らしい紬(つむぎ)ちゃんがエロエロで嬉しいですね。
調教/凌辱みたいなタイプの作品を好んでいる人種は「とにかく酷ければ酷いほど良いみたいな価値観がある、人でなし」と思われているかもしれないのですが、あまりに酷いとエロあるなぁと思いつつ気持ちが沈むので、こういうのはバランスを取りつつ摂取していくのが体に負担がなく、サステナブルな摂取となります。
過ぎたるは及ばざるが如し、胸はデカパイすぎずにほどほどがいい、と有名な日本のことわざにもあります。
触手さんの魔法少女たち/Foxtail(sakifox)
sakifox先生といえば凌辱の第一人者の一人って感じですが、この魔法少女のシリーズが出ていたことをお恥ずかしながらいまいち認知しておらず、今年出たこの作品で知りました。
物理本を同人ショップで購入したところ、電子版がダウンロードできるQRコードがついていて、配信と物理で若干の差分を作るようなサークルもある中、なんと良心的であることだろう! と内容とは別のところでまた感激したわけなのですが、一方で残念ながらDLsiteなどの配信では販売されていないようです。本を手に取る機会がありましたら大変おすすめです。
これは昨年から発刊されているシリーズモノで、ヤバい触手に魔法少女の皆さんが敗北する前編/後編と、その後を描いた本作……という建付けなのですが、どれも非常に内容にボリュームがあって読み応えがあります。個人的になによりもこのシリーズが優れていると思うのは、出てくる魔法少女がちゃんと強力な能力と、そして積み重ねた戦闘経験があって、彼女らの強さに説得力があるんですよね。ちょっと状況が違えば悲惨な状況に陥らずに済んだのではないか……という残念感が、非常に趣不快です。能力を凌辱に利用されてしまうのも、王道ですが背徳感があります。
このような状況で、ボロボロになっても闘志を燃やし続けるガッツも素晴らしい。この本を見るにマジでもうどうしようもない状況っぽいですけど、これからも触手なんぞには絶対負けないぞという気高い気持ちを捨てずに、引き続き頑張って欲しいなと思っています。
ヴィーニャちゃん逃げられない! / 蜂蜜庭園(柊ハニカ)
柊ハニカ先生はイラストでも快楽責め/強制絶頂系を描きまくってる、おすすめの方の一人なのですが、昨年の冬コミで発刊されたこの同人誌も多分に漏れずにひたすら快楽責め/強制絶頂という感じで、非常に良いです。
元気っ子な感じのヴィーニャちゃんも、全てがちょうどよくて非常に魅力的なヒロインです。内容はとにかくシンプルに快楽責め/強制絶頂という感じで、あんまり説明のしようもないのですが、それだけにまず外さない安定感がありますね。
今年の夏コミの「電流マッサージなんかでイくわけないじゃないですか」も良かったので、こちらも合わせておすすめできます。こっちはダウナー系のキャラクターで、ヴィーニャちゃんとはまた一味違った感じなのもいいです。内容としては当然タイトルは前フリで、がっつりと快楽責め/強制絶頂系って感じなので、このような路線がお好きでしたらまず外さないです。
私はもう大人です / MIKICREATE(うのみき)
うのみき先生の描くこのシリーズの女の子は、iPhone Proも驚きの薄さで、ジョブズも太鼓判を押すレベルの「薄いにも、ほどがある。」って感じで、薄くて細くて実に素晴らしいです。あんまりちゃんと紹介できなくて申し訳ないんですけど、とにかく薄くて可愛くて最高、以外にあまり話せる言葉がなく、すみません。
続編の「私はもう大人です2」や別キャラクターの「特別なトモダチ」も薄くて可愛くてメッチャいいです。
コメディタッチで気軽に読めてほんわかできる、万人受けする内容だと思うので、薄いものが好きなAppleユーザーの皆様にも自信を持っておすすめしたいと思います。
敗北の代償~犯され奪われ破滅する修道女~ / ビーンズ豆(モチヂ)
私的には珍しく巨乳ジャンルのおすすめ凌辱作品です(純愛+巨乳となると完全に守備範囲外になってしまい……流石にあまり紹介できる作品がなくすみません)
ヒロインのティスルは正義感があってめっちゃ強いんですが、敵がいくらなんでも強すぎて全然勝てなくてかわいそうです。ほどほどにダークな感じで、絵もかなり美麗だし、凌辱派の方であれば外すことないんじゃないかなって思う、おすすめ作品です。本編ラストはどう考えても助からないじゃんみたいな感じになっちゃいましたが、だいぶ好きなヒロインなので全然次もみたいなと思いました。モチヂ先生のアカウントとか除くとおまけイラストがめっちゃ上がってるので、作品読んで気に入ったらそちらも合わせておすすめです。
筋金入りのデカパイアンチの皆さんには「メ○ガキエルフがエロスライムに弄ばれる本」が薄くて良いです。こっちは気軽に読める小作品みたいな感じなので、酷そうなのが苦手な方にもおすすめです。
えろいろまん / エロ井ロエ
エロ井ロエ先生の2nd単行本が今年発刊されました。
エロ井ロエ先生はファンタジーモノ/ほんのりモンスター系娘、みたいなものを描かれることが多いのですが、絵に目力があるというか、ヒロインたちにどことなく人間離れした蠱惑的な雰囲気があって、作品の路線と相まって魅力的だなぁと思います。
先生はどちらかと言えばデカパイ作品が多く、そういう意味では若干個人的な守備範囲を超えてしまうのですが、この単行本に収録されている「サキュバスに注ぐ一週間」は体が薄いヒロインで大変素晴らしいです(単行本の表紙にもなっています)ポンコツなサキュバスを拾って世話していく内に情が湧いてしまう……みたいな作品なのですが、どことなく哀愁がありつつ基本はハッピーで、サキュバスの子が非常にかわいくておすすめです。
末茶藻中公式サイト読者のデカパイアンチの皆さんにも手にとって見てほしいなと思っています。
便器聖女ブランカ[第二章]~ネロアラスの地下聖堂~ / 半里プラザー(半里バード)
ロリ系が強く、ブルーアーカイブのわりとハッピーなエロ同人とかを描かれている半里バード先生ですが、このシリーズは少々ずしりと重めのダークファンタジー世界観で、なかなか暗めの内容に仕上がっています。
主人公のブランカは肉体が成長しないという非常にお得なヒロインです。前作「便器聖女ブランカ」の時はまだその成長しないことも判明していない頃で、それ故に無知シチュみたいなものが多く、ひたすらに無垢なところが魅力的でした。
今作ではそこから時間が経っており、自らの無能さを自覚しつつパーティの性処理を行うようになったブランカにはすこし堕ちて爛れたような魅力があって、また一味違う読み味になっています。暗めの凌辱がオッケーだったら前作共々おすすめしたいシリーズです。
ストーリーの背景に色々と設定があることを感じさせるので、引き続き先が気になるシリーズとなっています。
悪の手先になったので。~魔法少女を凌○します~2 / うーらる(山梨ユウヤ)
タイトルの通り悪の怪人になった主人公が魔法少女を凌辱するシリーズです。主人公が結構ろくでなしで、サクサク凌辱をしていくタイプなので、読み味としてあんまり暗く重い感じではないのですが、まあこう凌辱行ける人向けだな……とは思います。前作も結構いいのですが、今作では更にそこから1.5倍ぐらいになったページ数があって、非常にボリュームがあって良いです。
本作で素晴らしいなと思ったのがヒロインの持つバリア能力の使い方で、「強がっているが実は弱気なヒロインが、だんだんと心を折られてしまう」という流れが、そのバリア能力によって非常に効果的に描かれているところです。魔法少女モノってどうしてもある程度決まったフォーマットがありがちで、本作もそこからめちゃくちゃズレているわけではないのですが、この作品はそこからプラスでキラリと光る描写の良さがあって、かなり良質だなぁと感動しました。
今回コンビの片方を落としたところで次回もありそうなので、次もかなり楽しみです。
かわいいけど性格悪いからイジメちゃお! / 秘密結社うさぎ(だんちょ)
だんちょ先生はマジで遠慮がなく悲惨な話を結構描かれるので人を選ぶかなと思うのですが、今回の作品もいいです。
先生の描くヒロインは薄いだけにとどまらず、肉が少なく骨ばった感じがあって、そこが非常に魅力的だなと思います。今作のヒロインもモデルって設定だけあって華がありつつ、だいぶ痩せていて良いです。
話の流れとしては、エグいいじめをしていたらいじめられっこにものすごいガッツがあったので手痛い報復を受けてしまった……みたいな感じです。私は個人的に凌辱ヒロインは非がなければないほどいいみたいな価値観を持っているのですが、因果応報には因果応報の味わいがありますよね。人の恨みは買わないようにしたいなと思います。
おわりに
特に媒体に縛りはなかったのですが、自分がそのあたりのフィールドを漁っていることが多いため、どうしても「オリジナル同人漫画作品」ばっかりになってしまいました。音声作品も少しぐらいは買ってるんですけど、こっちは理想が高すぎるせいか、なかなかこれだ! と思える作品に出会えることが少なく、是非渾身のものがあれば教えていただいたいです。
エロ茶藻中とか名乗って置きながらDLsiteも雑魚のクーポンしか送られてこない程度のアカウントなんですけど、今後はもうちょっとエロRPGとかエロ音声とか二次創作同人とか、そっちの方も紹介できたらいいですね。それでは。